第4段階 自院の強みを伸ばすことでの利益確保

第3段階で、つくりあげた制度に後押しされた医師やスタッフの思いが患者さんを集めることになります。意思がやりたいと思う医療が定まり、コストをかけながらも医療の質が向上します。そのことは多くの同一疾患の患者さんの治療を行うことにつながり、そこでのスタッフや医師のスキルを高めることになります。
経験曲線を伸ばし、コストを低減させることになります。経験曲線は、累積の生産量が増加すれば、コストは一定割合で逓減するという理論ですが、医療においても、たくさんの患者さんの治療をしていくことで、スタッフや医師の熟練度が増加し、結果として、利益がダブルで増えてく結果を得ることになります。
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つまり患者が増え、固定費が逓減することの利益(場合によれば一人ひとりの変動費自体が逓減されることによる利益)。一定期間における多くの患者さんの治療を行えることによる一人当たり利益の総和が増加することによる利益増がそれです。 第3段階を経て、損益構造を理解したうえで、行うべき医療を行うことができる、メリハリのある本来の医療を取り戻し、そこで良い医療を行い、強みを確認する、あるいは伸ばし、患者を増やこと。そして利益をコントロールしながら病院全体を活性化すること。
第4段階では、そうしたことをテーマとして活動することになります。