3-1 医療の質向上

006 リスクマネジメント支援ソフト

概要

 
病院内で発生している医療事故の原因を分析し、対策をとることで、可能な限り医療事故を低減させていくための支援をします。インシデントやアクシデントを分析し原因分析及び対策を行い医療の質を向上させることで医療事故を防止します。
さらに本来の接遇を導入することによって潜在的なリスクへの対応が可能となり、ポジティブににリスクマネジメントを実行できます。
しかし、これらを行っていくためには、紙媒体での事故報告書(インシデント報告書)を利用するわけですが、紙媒体での管理はとても難しいものがあります。データを管理することや、そのデータを加工して次のステップに作業を進めていくことが困難であり、結局は、折角検討したデータが正しく利用されずに終わってしまうことが多いからです。
データベースソフトを利用することによって、生データを加工し、そしてそれを管理することによって、院内における事故を貫き通すさまざまな着眼や視点が理解されることになります。
医療事故の分析を例えばSHELL分析で行ったとしても、結局は、対策がうまく整理できないという病院もありますが、事故種別、事故毎に対策データベース化しておけば、再度同じ対策を立案しなくとも、それらを利用したうえで新しい次の創造活動を行うことが可能となります。
また、対策を特定して実行し、対策をうったのちに結果がどうなったのか、結果を常にコントロールしたうえで次の行動に移るといったことが可能となります。
専用ソフトを利用することで多くの効果を得ることができます。

目的

(1)インシデント、アクシデントを収集、データベース管理ができる
(2)過去の事故、対策はすべて院内で共有化できる
(3)対策実施後の経過(事故は減ったのかどうか)の分析
(4)対象患者毎に過去の事故から事前対策を表示(予防)
(5)巡視活動による対策実施状況の確認(グラフ表示)
上記を実施することのなかで行動することで、
(1)インシデントをなくす
(2)アクシデントをなくす
(3)医療の質を高める
(4)患者に感謝・感動してもらう
という状況をつくりあげます。

手順

事故の防止及び潜在事故の予測によって、事故を抑止します。事故の防止については、以下で実施します。
(1)事故報告書での情報収集入力
(2)原因分析及び入力
(3)対策検討及び入力
(4)事故低減
(5)本来の接遇による、ポジティブなリスクマネジメント
(6)事故予防
①巡視活動
②事故データ分析による事故予測及び対策
この過程で、業務マニュアルによる教育の実施、医療現場における権限の行使状況のチェック、パスの徹底管理等を行うことが必要です。

期間

1年間以上