(19JUL22)海外への展開(2)

内視鏡は言うに及ばず、中国には康復師というPT、OT、STに代わる職業はあるものの、医師と看護師が中心になっていて、一部を除きリハビリがよいとは思えないし、他の国においても日本の先進性は十分に受け容れられると考えています。

透析も学会の重鎮からは、まだまだ後進国は多いし、日本は優位にあると話をお聴きします。もちろん、前述したように、平均レベルはまだまだ、肌理の細かい医療を行う日本に分があると密かに思っています。

結局のところ、欧米で学んだ医師が多く、合理的に医療が行われているシンガポールやタイ、マレーシアの医療先進国を除いた、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、ミャンマーにおいては、日本の医療が優位に立つ領域が多くあるのではないか。病院もこれらの国に進出する余地は数多くあるのではないかと考えています。

ASEANに進出した医療機関はいくつかありますが、まだまだ日本の医療をもって貢献できる領域はあり、多くの医師がチャレンジしている現状もあります。どうしても日本人は日本に閉じこもりがちではありますが、医療(そして介護)を以て、もっと海外に出ていくこともよいのではないか。日本の高齢者医療や介護だけではなく、急性期や一般診療の経験を積んでいくためにも海外での活躍が行われることを期待しています。