(18DEC10)人に動いてもらう

 人に動いてもらうためには、その人のニーズに合致した目的がなければなりません。その人がそうしたくないのにそうすることは困難だからです。それは仕事においても生活すべてにおいても同じです。ニーズがないときに動くのは、他の何等かの動機があります。この人のためなら、顧客のためなら、会社のためならといったことがそれらです。自分の思いと実際の行動の動機が異なるので、心底力を発揮できない可能性があります。
 ニーズ<動機においてはとりわけそれがいえます。動機の強さがニーズを凌駕し、かつ動機に従うときにメリットがあるときには行動は起こしますが、成果に強い思いをもてないことがあるからです。
 ニーズ=動機、ニーズ>動機という状況においては、これがしたい、しなければならないという思いが強く、動機が十分に行動につながる余地があります。このときには勢いがでるし、何とか達成しなければという思いがでてくることになります。その人にとって目的はどのような意味をもつのか、しっかりと理解してもらったうえで行動を促し支援することの大切さがここで理解できます。